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俺の痛すぎる大学3年間を語る

1 :名も無き被検体774号+:2020/12/23(水) 04:53:36.46 ID:hYDnHEx+0.net
陰キャオタクの自分語り()に付き合ってくれないか?

22 ::2020/12/24(木) 00:00:56.73 ID:sgCMlxyAdEVE.net

黒縁メガネの先輩は、女子の方を見るなり、
「笹子さん!よかったよ〜」と安堵したように言った

ちなみに、出てくる人の名前はニュアンス残しつつ全部変えることにする
ノリべさんも笹子さんも割りかしテキトー。

笹子「ノリべ先輩、何してるんですか?」
ノリべ「いや〜、入部希望の一年生が来ちゃって、書類の場所がわかんなくてさ」
笹子「あ、この子ですか?」

そう言うと、笹子さんは俺の方を見て「こんにちは」と笑いかけてきた

177 ::2020/12/31(木) 05:59:37.24 ID:QgixToJ80.net

俺「何も、大した事は言ってないですよ」
すると、オショウさんは悲しそうな目で戸倉さんを一瞥した。

オショウ「俺は、1くんに正直に言ってもらいたいだけなんだ」

目の前では戸倉が大泣きし、オショウさんはじっと俺を見つめるばかりだった。

俺「その…戸倉さんの絵を、ゴミだと」
オショウ「言ったの?」
俺「…はい」

384 ::2021/01/08(金) 00:59:26.34 ID:vtkFQsFT0.net

本当に久々に見る笹子さんは、前よりも少しだけ髪を伸ばしていて、
ショートというよりボブヘアに近くなっていた。

それがなんだか光り輝くくらい可愛く見えて、
ああ本当に、やっぱり俺は笹子さんが大好きなんだ、と実感した。

あなたにずっと会いたかったし、ずっと話したかった。
どれだけ辛い過去があろうとも、
俺は笹子さんが好きだったし、俺の全てを笹子さんに伝えたかった。

447 ::2021/01/11(月) 00:10:09.50 ID:yJV/kGvj0.net

横森「お前、また描いてるの?」
俺「…はい」

俺がそう答えると、横森さんは嬉しそうに笑った。
それが、本当に嬉しそうだったので、とても印象的だった。

横森「お前、マジかよぉ」
横森「いいな…それ! 見せろよ!」

俺「まだネームなので見にくいかもですが」
横森「いいっていいって!」

28 ::2020/12/24(木) 01:00:18.21 ID:sgCMlxyAdEVE.net

自分の頭の中でオタクサミットを開催。
中学俺、高校俺、当時の俺が並んで、
「一番好きなアニメはなんだ…?」とか会議を始めたw

そして散々考え抜いた挙げ句、設問を一つ一つ埋めていく。

とりあえず、好きな漫画はヒカルの碁、
好きなアニメはとらドラ…という風に。

まあ正直曖昧ではあるけれど、
好きなアニメの欄に「とらドラ!」と書いたことは確かで、
最後の「嫁」の欄にも、頑張って大河のイラストを描いた。

625 :名も無き被検体774号+:2021/01/15(金) 23:52:58.98 ID:Bdt1QZlD0.net

予想外のENDww

笹子さん女神ww

524 ::2021/01/12(火) 00:16:59.57 ID:SPUAz+Uy0.net

ごめん、今日はこの辺で一旦落ちます。

続きはまた明日あたりに。
多分、あと数日以内に終わると思う。
最後まで付き合ってくれると嬉しい。では、また

480 ::2021/01/11(月) 21:17:16.07 ID:yJV/kGvj0.net

横森「なんつーか…ちゃんとラブコメ漫画してるわ」
横森「キャラが可愛いだけじゃなくて、ちゃんとストーリーもあるのがいい」
俺「そう言ってもらえて良かったっす…」

その後、横森さんに褒められながら、
「横森さんが読んでいて詰まった所、分かりにくかった所」を、
一つ残さず教えてもらった。

コマ割りの仕方から、セリフ回し、そして演出や絵の見せ方…
横森さんのアドバイスはどれも俺が考えつきもしなかった事で、
本当に、さすが編集者志望だなぁと思った。

450 ::2021/01/11(月) 00:18:15.14 ID:yJV/kGvj0.net

横森さんは、晴れた空のベンチで、夢を語りだした。
その時の横顔がなんだかかっこよくて、忘れらない。

横森「雁屋さんの事があってから、ずっと考えててさ」
横森「俺なんて、1みたいに絵が描けるわけでもないし、なんの才能もねえんだよ」
横森「なんもできねえ凡人なんだなって」

そんな事はないだろうに、と思いながら俺は話を聞いた。

595 ::2021/01/15(金) 22:59:08.69 ID:EaCBqt4a0.net

俺「え……?」
笹子「1くんの絵は、いつも楽しそうな気持ちが伝わってくる素敵な絵だったよ?」
笹子「描きたくないなんて、そんなの嘘だよ」

俺「だって、俺なんかが描いたところで…もう意味なんか……」

笹子「1くんは初めて絵を描いたとき、意味があると思って描いてたの…?」

そう言われて俺は。
自分が「楽しい」と思って絵を描いていた日々の事を思い出した。

初めてお絵かきしたのはきっと小学1年の時で、
カービィを模写して母親に褒められたことがすごく嬉しかった。

42 ::2020/12/24(木) 06:26:25.44 ID:R+Co4vBD0EVE.net

来たな、と思った。
この手の質問を俺は待っていた
だから、大見栄を切って言い放った

俺「はい、漫画家になりたいです。本気で目指してます」

すると、おかしなことに…
さっきまでの熱意や煌めきを持った笹子さんの瞳が、曇った気がした
気のせいじゃない。

笹子「へえ、そうなんだ――」

そして会話が途切れた
俺はそのあまりに不自然な空気に、自分が言ったことを何度も反芻したが、
何がいけなかったのかサッパリ分からなかった。

85 ::2020/12/27(日) 04:41:21.10 ID:NkSrS87T0.net

俺「どんな絵描くんですか? 見たいです!」
笹子「いいよぉ。見せられる絵あったかなぁ…」

そう言うと、笹子さんは嬉しそうに携帯をいじり始めた。
一体、どんな絵を見せてくれるのか…。

笹子「2次創作でもいいよね?」
俺「も、もちろん…!」
笹子「わかった。ほら」

そう言って差し出されたのは…

309 :名も無き被検体774号+:2021/01/03(日) 18:59:21.40 ID:ux76F1Rl0.net

この頃に心が折れちゃってもう描かなくなったみたいな感じ?

285 ::2021/01/03(日) 06:56:55.32 ID:ni8GrOHu0.net

これが賞にかかれば、報われる。
俺の死ぬほど大変だった6ヶ月間。

その時は、胸を張って笹子さんに報告したい。
笹子さんも、きっと認めてくれるだろう。

そんな想いとともに、結果発表の時が待ち遠しくもあり、
同時に本当に怖くもあって……

原稿を送ってから結果発表まで、
ふわふわして落ち着かない日々を過ごした。

205 ::2021/01/02(土) 03:51:40.18 ID:+ms6FHZN0.net

高校でもみんなの輪に入ることができず、
大学でもまた、つまはじき者になるんだろうか?

そんな事をぼんやりと考えていた。

その後居酒屋の店先で全員解散したので、俺はそのまま下宿へと帰ろうと思った。
その時だった。

508 ::2021/01/11(月) 22:26:55.06 ID:yJV/kGvj0.net

言ってみれば、Cは俺からしたら保険の保険。
なんとも上から目線だが……
それでもやはり何て言われるのか、緊張で心臓が飛び出そうだった。

そもそも、世で言う「漫画編集者」なる人と初めて話す。
もしかして、ズタボロに言われたりするのか?

いや、俺の漫画が良すぎていきなり担当になったり?
もしかしてもしかして、
ABCすべての雑誌に担当ができちゃったり…!?

まさに、期待と不安が入り交じる。
人生でも初めて感じる、高揚感であった。

61 ::2020/12/25(金) 20:21:58.44 ID:CE34yR070XMAS.net

横森「なあ笹子、随分と上手い一年が入ってきたな」

横森さんが笹子さんにそう言うと、
笹子さんは「うん」と頷くだけだった

横森さんは、そんな笹子さんを不審そうに一瞥したあと、
再び俺の方を見て、話を続けた。

横森「いやー、俺は絵とか全然描けないからさ、マジですげえと思うわ!」
俺「いやー全然w そんなことないっすよww」

褒められて、懲りずに調子に乗る俺。
そしてまた、不用意な質問をしてしまう。

607 ::2021/01/15(金) 23:20:10.59 ID:EaCBqt4a0.net

スペースにたどり着くと、すでに長机の下には印刷所のダンボールがあった。
笹子さんと二人で興奮しながらスペース内に入り、
「これですよね!?」と急いでダンボールを開封。

なんとも言えないインクの匂いともに…
俺と笹子さんの苦労の結晶である、同人誌の束が出てきた。

俺「す、すごい! 本当にちゃんと、本に、本になってますよ!!」
笹子「マジだ!すごい!ちゃんと本だ!」

66 :名も無き被検体774号+:2020/12/25(金) 22:26:04.44 ID:2NNQftAi0XMAS.net

漫研て描く人の集まりなのか?
どっちかと言えば創作は評論とかが多い連中が行くのが漫研かと思ってた

224 ::2021/01/02(土) 05:09:04.21 ID:+ms6FHZN0.net

俺「カリヤは今どこで何してるんでしょうね…」
笹子「何してるんだろうね」
俺「笹子さんも知らないんですか?」
笹子「…知らないね」

俺「プロになってますよ、絶対」
俺がそう言うと、笹子さんは少しはにかんで、「だといいねぇ」と言った。

しかし、オショウさんも笹子さんも、みんなして一体なんなんだ。
去った人の事はそこまで追わない…といえばそれまでなんだろうか。

439 ::2021/01/10(日) 23:54:47.65 ID:txE+MFMy0.net

片田舎から、片田舎へ。
バスを使ってなんとも地味な移動をし、
俺たちは温泉街にある、大きなロッジに宿泊した。

一挙に30人程度が宿泊できる想定の非常に大きなロッジだった。

ワークショップのようなものができる教室や、
ボール等が一式揃ったミニ体育館や小さなテニスコートなど、
ロッジ至近に様々な施設もあった。

まさに、大学サークルの合宿にうってつけのスポットであった。

506 ::2021/01/11(月) 22:13:14.68 ID:yJV/kGvj0.net

上京する直前……部室で、笹子さんにお守りを貰った。
お守りと言っても、便箋1枚に、「負けるな!」と書かれた
簡単なメッセージだった。

でも俺はそれがすごく嬉しくて、とっても心強かった。

目指すは東京、出版社の街。
俺にとっては、かねてからの憧れの地だ……。

512 ::2021/01/11(月) 22:37:36.36 ID:yJV/kGvj0.net

そんな質問が何個かあってから、
男性は再び俺の漫画を読み直した。

そして読み終わると、トントンと束を揃えて、
「ありがとう」と俺に渡し返した。

男「悪くないね。漫画にはなってる」
俺「はい……」
男「でも、面白くはないなぁ」

495 ::2021/01/11(月) 21:48:08.34 ID:yJV/kGvj0.net

笹子「…信じていいんだよね?」
笹子さんは、ぽろぽろと涙を流していた。

俺「はい、絶対にです」

すると笹子さんは大きくうなずいた。
笹子「わかったよ」

笹子「じゃあ、応援する。1くんの漫画、楽しみにする」

そう言われた瞬間、
俺の視界がひらけて、きらきらと光に満ちた気がした。

411 ::2021/01/08(金) 01:40:08.45 ID:vtkFQsFT0.net

笹子「1くんの描く絵、私は本当に好きだったよ」
俺「ありがとうございます…」

笹子「楽しく描いてるだけじゃ、ダメだったのかな」

そう言って、笹子さんは歩いていってしまった。

ああきっと、すべてが終わったんだなぁと思った。

でも、喧嘩別れではない。
俺は笹子さんに自分の言いたいことを全部言って、伝えることができた。

432 ::2021/01/10(日) 23:38:09.57 ID:txE+MFMy0.net

穂高と話すのも、テスト以来。
ただ電話をかけて話すだけなのに、それすらも少し緊張した。

俺「あ、穂高……」
穂高「なんだ1、久々じゃねえか」
俺「おう、ちょっとな……」

穂高「なんだ?w 一緒にとらのあなでも行くか?」
俺「いや違う、遊びの誘いとかじゃなくて」

52 ::2020/12/25(金) 04:17:21.69 ID:CE34yR070XMAS.net

そこへ、笹子さんが割って入ってきた

笹子「横森、ちがうんだよ!」
横森「ああ? なにが……」
笹子「彼をその席に誘導したのは私だから」
横森「お前が…なんだよ、じゃあいいわ」

すると、横森さんは「はあー」と大きくため息をついて俺の方を見た

横森「いきなり突っかかって悪かったよ、ごめんな」
俺「い、いえ……」

9 :1 :2020/12/23(水) 05:41:50.02 ID:hYDnHEx+0.net

俺は特に椅子に座るわけでもなく、部室内をまじまじと観察した
『図書館戦争』や『狼と香辛料』のポスターが目に付き、「センスあんなぁ」なんて思った
それ以外にもPSPのアイマスのパッケージがいくつか転がっていたり、東方のCDが積み重なったりしていた

高校時代からずっと、「漫研」に憧憬のあった俺は、胸が高ぶって仕方なかった
これこれ!これだよ!
俺は大学に来て、こういうのを求めてたんだよ!
と、興奮を抑えきれなかった

551 :名も無き被検体774号+:2021/01/13(水) 23:06:20.20 ID:gi2ewNHNd.net

それだけはアカンやろ…(´・ω・`)

646 :名も無き被検体774号+:2021/01/17(日) 20:06:06.81 ID:a8yGfYR30.net

俺も笹子さんみたいな先輩がほしかった

245 :名も無き被検体774号+:2021/01/03(日) 02:45:51.58 ID:8iBigYJN0.net

もうこの話を脚色して漫画にしようよw
>>1がどういうジャンルを描く漫画家になりたかったのかはわからないけど

353 ::2021/01/06(水) 00:52:59.78 ID:0ZY/Z3vY0.net

横森「俺たちが、悪いんだ」
横森「俺たちが、雁屋さんすごい!ってまくし立てて、連載楽しみです!なんて言い続けてさ」
横森「誰も、雁屋さんが死ぬほど追い込まれてる事に気づけなかったんだ」

横森さんは、大きなため息をついた。

横森「俺でさえ、こんな引け目を感じてるんだ」
横森「オショウさんや……特に笹子がどう思ってるかなんて…なぁ」

そう言われて俺は…本当に言葉が出なかった。

252 ::2021/01/03(日) 03:19:07.00 ID:ni8GrOHu0.net

知らない部員数名は黙って会釈するのみで、
「おっすー」とまともに返事をしたのはオショウさんのみだった。

その湿った様子を見て、クズな俺は
笹子さんがいなければ本当に価値のない所だな、
キモオタに用はねえんだよ、と本気で考えていた。

部室に通い始めて一週間以上、
未だにまともに話せる相手がほとんどいない自分。
本当にヤバいのは自分だと、どうして気づけなかったのか…。

414 ::2021/01/08(金) 01:50:53.13 ID:vtkFQsFT0.net

>>368
ここからあと一つだけ、とんでもなく痛い事件を起こしちゃうんだよね
なんならそれを書きたくて書き始めた
すまんがもう少し付き合ってくれ…

>>369
懐かしい
世代じゃないけど、とても好きな漫画の一つだよ
あともう俺には漫画を描けるような画力があるかどうか…w

510 ::2021/01/11(月) 22:31:07.86 ID:yJV/kGvj0.net

そのまま案内され、なにやら小さなブースのような場所へ。
俺はてっきり、編集部に入れるのかも!と考えていたので、がっくりした。

まあ、どこぞの馬の骨とも分からんガキを、執務室に入れるワケがないw

安っぽいパーテーションで区切られたスペース内に、
くすんだ白いテーブルと椅子があった。簡素なものだった。

特になんの雑談もなしに、座ってすぐに「じゃあ、拝見します」と、
原稿を催促された。

「そんなにすぐに…?」と、
心の準備ができていなかった俺は、面食らった…。

491 ::2021/01/11(月) 21:40:55.56 ID:yJV/kGvj0.net

笹子「そりゃね、夢を追うことはかっこいいし、素敵なことだから」
笹子「応援したい。応援したいよ」

笹子「でも、そこにたどり着くまでの孤独や苦痛は?」
笹子「叶わなかった時の悲しみは?」

笹子「そんな事考えたら、私はもう、無責任に応援できないよ…」

横森「だからって」
笹子「え?」

394 ::2021/01/08(金) 01:17:00.24 ID:vtkFQsFT0.net

そして、漫研の集団の中から一人が抜け出してこちらへと近づいてきた。
俺と、穂高のやり取りで気づいたんだろう。
笹子さんだった。

笹子「1くんだよね? 久しぶり!」
俺「あ……」
笹子「元気にしてた? 全然顔見なかったら、心配だったよ」

俺は、笹子さんとどう話したらいいか、全然分からなくなっていた。

135 :名も無き被検体774号+:2020/12/29(火) 01:18:01.62 ID:EQDpj2H7d.net

カリヤさん…(´;ω;`)

11 :1 :2020/12/23(水) 05:57:20.31 ID:hYDnHEx+0.net

誰も見てる人おらんかもだけど、書くの楽しいから続けるわw

正直、来るタイミングミスったかなぁって思った
こんなよく分からない先輩しかいないし、段取り悪いし同級生もいないし、話は弾まないし、
ぶっちゃけつまんねえなぁーって思った。

部室の雰囲気だけは良いけど、ここにいても青春なんてあるのか?
って思い始めて、帰ろうかとした時だった。

611 ::2021/01/15(金) 23:27:41.59 ID:EaCBqt4a0.net

立ち読みする人もみな、笹子さんのイラストパートを熟視して購入しているし、
声をかけてくる人も、みんな「○○さん(笹子ペンネーム)います?」としか言ってこない。

開始1時間くらい経過してから、今さら俺はその事実に気づき……
スペース内で一人また、自分を客観視していた。

「笹子さんと同人誌が作れる」っつって一人で勝手に盛り上がって舞い上がっていたけど、
結局、結局……現実はこれだ。

俺はただのヘボで、主役ではない。
この同人誌だって、作る意味はなかったんじゃないだろうか?

487 ::2021/01/11(月) 21:31:53.76 ID:yJV/kGvj0.net

すると、笹子さんは露骨に気落ちした様子だった。
笹子「そっか1くん、まだ描いてるんだね…」

その表情が、やっぱり辛い。俺の心をずきんと傷める。
俺が漫画を描くと、やっぱり笹子さんは……

横森「ってかさぁ、1が漫画を描いたって別にいいじゃねえか」
笹子「そ、それはいいよ。ただ私は……」
横森「よくはねえだろ。あのなぁ、1はお前に応援されたくてずっと描いてんだぞ」

笹子「…私に?」

462 :名も無き被検体774号+:2021/01/11(月) 00:41:12.81 ID:kuu3yfA+0.net

おつかれ
相変わらず良いところで終わりやがるw
続き楽しみにしてます

418 :名も無き被検体774号+:2021/01/08(金) 03:45:09.98 ID:Wk6vOrx8d.net

人生の分岐点と考えたくなるのは似た経験してるからすげーわかる
わかるが結局どっちを選んでも多分大差なかったと思うよ
正直部員大多数に煙たがられてる状態になっちゃったらもうな

358 ::2021/01/06(水) 01:05:27.83 ID:0ZY/Z3vY0.net

横森「ある。だからとりあえず来い。まだ色々決めんなよ」
俺「…はい」

横森「そこでもう一度、笹子と会って話してみろよ」
横森「色々考えて決めるのは、それからでもいいじゃねえか」
俺「わかりました…」

横森「じゃあ俺はタバコ行くけど。鍵はそのままでいいからな」
横森さんは疲れ果てたように、椅子から立ち上がった。

まさか、この人に救われることになるなんてな。
というか、横森さんは漫研内でも群を抜いて良い人だったんだけどな。

494 ::2021/01/11(月) 21:46:00.76 ID:yJV/kGvj0.net

俺「笹子さん、これ読んでくださいよ」

そう言って俺は、持っていたネームを目の前に広げた。

笹子さんは、ゆっくりとそれを手にとって、読み始めた。

俺「俺は漫画家を目指します。でも…それでたとえ何があっても、いなくなりません!」
俺「絶対です!」

俺はそう言って、笹子さんの目を見た。

笹子「本当に?」
俺「本当です!」

158 :名も無き被検体774号+:2020/12/29(火) 14:21:33.55 ID:wOUbGJUt0NIKU.net

1はまだ絵かいてるの?

291 :名も無き被検体774号+:2021/01/03(日) 15:47:08.16 ID:k/x0yiE40.net

ほぼ毎日読みに来てるけど、毎回いいところで区切るねw
続きが気になりすぎる

112 :名も無き被検体774号+:2020/12/28(月) 14:49:38.52 ID:aEOqchhRH.net

大学なのに3年間というのがしくじり感あるわ

530 :名も無き被検体774号+:2021/01/12(火) 22:27:34.66 ID:Zthyj5GfH.net

あの夜が最高ということは笹子さんとは何もないのか
ちぇっ

334 ::2021/01/05(火) 23:54:04.10 ID:DzgHmsdD0.net

俺「半年も漫画に費やしておきながら……なにも成せなかったんです」
横森「でもお前、漫画を描き上げて賞に出すなんて、そんな事なかなかできるもんじゃねえぞ…」

俺「やめてください。漫画を完成させるだけだったら誰にだってできます」
俺「あれだけ偉そうな事言っておいて…俺にはまったく才能がなかったんです」

横森「バカかお前!」

横森さんは急に大きな声を出した。
過去に、横森さんを二度キレさせた俺は正直ビビった。